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★天然石やパワーストーンには、様々な伝承があります。石の紹介と共にその伝承を紐解いていきます。 ★なお、効果・効能をうたったものではなく、資料として伝わるお話をご紹介しております。 ![]() ![]() 和名の菫青石の菫は「すみれ」、アイオは“紫”を、ライトは“石”を表します。コーディエライトは鉱物名で、フランスの鉱物学者コーディエルにちなんでいます。 かつて、バイキングが日光に向けて回転させると角度によって色が変化する特性を利用して、羅針盤と共に方角を算定する道具として使っていたので、「海のサファイア」とも呼ばれていたそうです。 その色が象徴するように、古くから精神に働きかける力を持つと言われ、安らぎの波動で満たしてくれると伝承されています。身につけていると、感性が研ぎ澄まされ、クリアな状態になってくるのを感じるそうです。 【関連アイテム】 ![]() ![]() 水晶の一種で、無色透明の水晶に真空内で蒸発させた金をコーティング(蒸着)した石で、透明感のある美しい青色が特徴です。強いパワーがあると信じられ、角度によって虹色の輝きを放ちます。 潜在能力を引き出すと共にオーラを強くし、思考や空想やイメージを活発にして創造性を援助すると伝えられています。さらに、水晶のパワーも加わるので、安らぎや魔除けの力がある伝えられています。また、コミュニケーションを円滑にし、自分の意志を伝えたい時に身に付けるとよいと言われています。【関連アイテム】 ![]() ![]() ベリル(緑柱石)の一種で、海のような青色のものをアクアマリンと呼んでいます。ラテン語をで水を意味する、海を意味マリヌスが由来です。エメラルドやモルガナイトなどと同系統の石ですので、大変硬い石です。 透き通った海を連想させるこの石には「海の精の宝物が浜辺に打ち上げられ、石に変わった」という伝説があります。古代ローマでは、航海の安全や豊漁を願って、船乗りや漁師がお守りしたといわれ、海がすべての生命の源であり、象徴的にも母なるもの(グレートマザー)とされています。生命に安らぎと潤いをもたらす癒しの象徴でもあります。 古くから人とのコミュニケーションを苦手感じたり、話下手だと思っている場合に、この石を喉に当てたり、アクセサリーとして身に着けていることで解消していたと言われています。 夜になるといっそう輝きを増すので、「人生の暗闇に陥った時、希望の光を示す」といわれています。お守りとして身につければ、きっとあなたの人生の航海を守護してくれることでしょう。【関連アイテム】 ![]() ![]() ヘマタイトやゲーサイトなどの細片結晶のインクルージョンによって輝く「アベンチュレッセンス」効果のクオーツであることが由来ですが、現在は産出量の多いグリーン・アベンチュリンのことを指します。翡翠にも似ているので、インド翡翠と呼ばれることもあります。 また、古代チベットでは仏像の眼に当たる部分に用いたことから、洞察力を高めると伝承されています。 【関連アイテム】 ![]() ![]() マイクロマリンの一種で、四角柱状の結晶体が多く、空青色や青緑色は微量の鉛の作用です。緑色のものは翡翠に似ていることから、アマゾンジェードと呼ばれていますが、語源になったアマゾン川流域からは実際には産出されず、青緑色の色がアマゾン川を連想させることから名づけられました。 また、古来から希望の光が与えられると伝承されていることから「希望の石」とも呼ばれています。【関連アイテム】 ![]() ![]() 様々な形状で産出することからギリシャ語で「トリック」を意味する「apate」が由来となっています。本来は無色ですが、微量に含まれるマンガンの作用で、赤、緑、黄、紫など様々な色に変化します。 恋の悩みを和らげ、愛の障害に立ち向かう勇気と策略を育て恋愛を全力で応援してくれると言われ、不調和を調和に導き、疑いや否定的な要素を取り去ってくれると伝えられています。また、信頼、自信を表すとされているので、周囲に惑わされずに自己主張ができるようになると言われています。【関連アイテム】 ![]() ![]() 紫色を帯びた水晶、その色は微量の鉄イオンが含まれているからとされています。ギリシャ語で酒を意味する「methy」の否定形の「a」をつけ、「悪酔いしない」という意味で名付けらたと言われています。日本では「アメジスト」と濁って発音することが多いようです。 古代ローマではアメジストで作った杯でお酒を楽しんだという逸話があり、人生の悪酔いから身を守ると信じられてきました。キリスト教では「司教の石」として尊ばれ、司教の指輪に用いられてきました。 ギリシャ神話によると、この石は美少女の化身とされています。酒の神バッカスが酔った勢いで、最初に出会った人間をピューマに襲わせようとしていた時、通りかかった月の女神の女官アメシストが純白の水晶に変えられてしまい、酔いから覚めたバッカスが罪を懺悔して、その水晶に極上の葡萄酒を注いで、菫(すみれ)色に染まったという伝説があります。この神話ゆえにアメシストには魔除けの力があるとされたのでしよう。精神的に落ち込んだり心に迷いがあると正しい決断ができず、前進を妨げることになってしまいます。恋を呼び寄せたいときには、お守りとして持ち歩いたり、身につけていると理想的な異性との出会いが訪れるとも言われています。【関連アイテム】 ![]() ![]() カルサイトと同じ成分の鉱物で、針方晶系に結晶して、サンゴや霰(あられ)状で発見されることから、霰石とも呼ばれています。無色のものから白、黄、青などその色も様々です。スペインのアラゴン地方で最初に発見されたことから、アラゴナイトと命名されました。紀元前4000年のメソポタミアでは、印章として使っていたそうです。 この石は柔らかく暖かなエネルギーをもった優しい性質なので、自分との相性を気にする必要がない石と言われています。【関連アイテム】 ![]() ![]() カルサイトに近い鉱物で、ギリシャ語でバラを意味する「rhoden」と色を意味する「chrom」が語源となっています。南米で採れることから、インカ人にちなんで「インカ・ローズ」とも呼ばれ、古来インカ人から「ピンク色のバラ模様の真珠」として珍重されていたそうです。 「愛・夢・清浄」を表す鉱物とされているように、古来愛情で深く包み込む力があると言われ、古代インカ人は「ピンク色のバラ模様をした真珠」として大切にしてきたと言われています。【関連アイテム】 ![]() ![]() その多くは塊状で産出され、稀にヘマタイトを斑点状に含む場合があります。青色はγ線の照射によって得られ、天然のものは自然放射能によるものです。 天使を連想させる色から、ギリシャ語の「アンジェロス」が語源となっています。もともとは「伝令」を意味する言葉でしたが、のちに神の恩寵を伝令する存在、つまり「天使」を意味するようになりました。神と人間の中間に位置し、人間をより高い次元へと導く天使のように向上心を高め、絶望感や喪失感にさいなまれた時にこの石を持つと、マイナス思考が払拭され、前進をはかれるよになると言われています。過去の失敗の経験が傷となって、前進を妨げているときに、後悔や自責の念を取り除く作用があると伝えられています。【関連アイテム】 ![]() ![]() ギリシャ語の爪(オニキス)に由来する、カルセドニーの一種でアゲートと同種の宝石です。オニキスもアゲートも石を割ると縞模様が現れますが、その縞模様が平行で直線状になっているものをオニキスと呼んでいます。本来は白と黒の縞模様が入ったバンデッドアゲートをオニキスと呼んでいましたが、最近はサードオニキス(赤縞瑪瑙)やブラックオニキス(黒瑪瑙)もオニキスの仲間とされているが、オニキスと単体で呼ぶ場合はブラックオニキスのことを指します。 古くから誘惑によって横道にそれてしまうことを防ぐ力があると言われ、絶望感や憂鬱を追い払い、規律ある生活を補助する石と伝承されています。古代インドやペルシャなどでは「悪霊から身を守る石」とされて珍重されていたそうです。【関連アイテム】 ![]() ![]() ラテン語で「宝石」を意味する「opalus」を語源とする非晶質の色の美しい石てす。溶岩の中でできるマウンテン・オパール(メキシコ・オパールなど)と、砂岩中にできるサンドストーン・オパールの2種類に大別されます。水分を大量に含み、乳白色、赤色、緑色、黄色、褐色など、虹色の輝きを放つ石です。幸せと希望を象徴する「神の石」として珍重されてきました。 アイルランド神話ではブォーレンヤドルという神の子供の目で、「ヤルカスティン」という聖なる石を飾ったといわれています。「ヤルカスティン」とは「丸く乳白色のオパール」のことです。この石は子供のように澄んだ瞳で物を見ることの大切さを教えているそうです。 中世ヨーロッパでは、細かい手仕事をするときには月桂樹の葉に包んで、お守りしたと言われています。一方で、色の変化する姿が人の心変わりに重ね合わせたり、水分がなくなると、ひびが入ったり砕けやすいために、不吉な石とよばれたこともあったそうです。 この石には、内面の美と才能を引き出す力があると言われています。複雑に変化する色合いが、創造性を高めるそうで、「アーティストの石」とも呼ばれ、クリエイティブな活動をするときに用いると、インスピレーションが得られると言われています。また、否定的な感情を吸い取って放出してくれるそうで、好不調の波に惑わされることなく人生を楽しめるように促してくれると伝えられています。【関連アイテム】 ![]() ![]() 水晶にシルバー(銀)を蒸着(コーティング)して作られた新しい石で、オーロラ色の光を放つことから名付けられました。アクアオーラブルーに対してアクアオーラホワイトと呼ぶこともあります。水晶の持つ潜在力や霊的エネルギーの増大や、他の鉱物の長所を引き出すといわれる銀の良さを持ち合わせていると伝承されています。【関連アイテム】 ![]() ![]() クオーツ(石英)の結晶が塊状になったものをカルセドニー(玉髄)といい、縞模様や紅色になったものをアゲート(瑪瑙)と呼びます。オレンジ色のこのアゲートは、カーネリアンやサードオニキスと近い関係にあります。社交性、豊かな常識、愛される人柄などが、自然に身に付くよう影響されます。【関連アイテム】 |